エポキシ樹脂ライニングのことなら エポキシライニング.com

エポキシ樹脂ライニング材の概要

エポキシ樹脂(主剤)と硬化剤のそれぞれに、防錆性、物性、施工性向上などのために充填材などを調合した塗布材料のこと。主剤と硬化剤を二液混合したものを塗布し、この塗布したものが化学反応を起こし、網目構造状に高分子を作る(=硬化する)。
なお、硬化のことを乾燥ということもあるが、ある種の塗料のように含まれている溶剤が揮発して塗膜が乾燥しているわけではない。エポキシ樹脂の場合、化学反応により硬化(いわゆる乾燥)状態になる。

エポキシ樹脂ライニング材の用途

食品工業界のタンク類や各種機器、建築設備関連の水槽類、各種化学プラント機器、公害防止機器、環境プラント機器、発電所関連機器、ガス製造プラント関連機器などの防食材料として応用範囲が広い。
代替品として他種ライニング材、FRP、ステンレスなどがあるがそれぞれ一長一短がある。

エポキシ樹脂ライニング材の種類

エポキシ樹脂や硬化剤の種類が多く、またそれに充填する材料の種類も多いことから、千差万別のエポキシ樹脂ライニング材が市場に出ており、それぞれ用途に応じて施工されています。大まかに区分すると以下のようになります。
(1) 液状のもの、あるいは粉体状のもの
(2) 速硬化性、あるいは遅硬化性のもの
(3) 常温硬化性、あるいは加熱硬化性のもの
(4) 溶剤入り、可塑剤入りあるいは、無溶剤のもの